欲は2つ持たない

ラウンドをしていると、最悪な状況や、失敗しそうに思う場面がある。
ストレスをいかに解消しても状況は全く変わりません。最悪な状況を変えることが出来ないのです。
しかし考え方は変えることが出来ます。
マイナスの感情をプラスに置き換えることは可能。
成功確率を上げて冷静に対処できるように、苦手な状況や番手を認識して練習することで意識改革の準備は整います。
では、苦手意識をどのように克服することが出来るのでしょうか?
答えは、アベレージゴルファーが欲を2つ以上もたないことが成功の鍵
どんな場面で欲が出てしまうのでしょうか

朝一のティショット

朝一のショットは誰でも緊張します。最小限にミスを減らす方法は、得意なクラブを持つことです。ドライバーを使用しなくてもいいのです。
得意なクラブを持って「必ずボギーで上がる」などの明確な目標を1つ設定します。目標を設定することが重要なので、「飛ばしていいところを見せよう」でも構いません。
飛ばしたい人はスコアのことは考えないでください。良いスコアーで上がりたいも加えると2つの欲になるのでNGです。

狭いトリッキーなコース

左右OB、ドックレッグ、池などトリッキーなコースはどこにでもあります。
番手を落としてでもボギーで上がるのなら、70%成功する確率の高い得意クラブを選択する。
ドライバーでチャレンジするのは目標としてはOKですが、自信がないのに結果も望むことは2つ目の欲。
上手くいけばラッキーと思いながらドライバーでチャレンジするくらいでないとダメ。

池越えショット

池越えもプレッシャーがかかる場面です。
自信がなければ、まず避けるルートを考えてください。なければ、2番手大き目のクラブで、池を超える事だけを目標にするべきです。グリーンオーバーしたらどうしようと思うのは2つ目の欲になります。
池をこえるという目標設定に集中してショットしましょう。

バンカーショット

バンカーが苦手ならまずバンカーを避けたコース戦略を心がけてプレーすることです。
それでもバンカーに入ったならどうするのが最善かを考えてください。出せる自信のある高さならバンカーショットをするべきですが、自信がなければ、アンプレヤブルも視野に入れてもいいかもしれません。
一発で脱出したいけど変なところに行くのは嫌だと思うことは2つ目の欲になります。ふり幅が小さくなって思い切ったショットが出来なくなります。どうせ2打かかるのなら、アンプレヤブルしても同じではないでしょうか?
ご自身のバンカーショットを見直してみよう。

メンバーに恵まれない

コンペなどで初めて一緒に回る人の性格は分からないですし、どんなゴルフをするのかもわかりません。よくしゃべる人や、イライラするひと、機嫌が悪くなってしまう人、キャディーさんにあたる人など様々です。
そういう感じの人に自分のプレーを乱されることも稀にある。そんなときの対策は、「自分はこんな感じに思われなくてよかった」とか、その人の行動を予想して楽しむなどで紛らわす作戦です。
自分でコントロールできないのですからイライラしても意味がありません。楽しくゴルフ出来るように思考回路を変換しましょう。
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