【海外・女子メジャー】ジョージア・ホールが地元でメジャー&ツアー初優勝! 比嘉真美子は4位タイ

海外女子メジャー今季第4戦全英リコー女子オープン(ロイヤルリザム&セントアンズGC)は5日、最終ラウンドが行われ、開催地イングランドの22歳 ジョージア・ホールがポーナノン・ファトラム(タイ)との接戦を制し、ツアー初優勝を地元開催のメジャーで飾りました。

前日までの3日間、トーナメントを引っ張っていたファトラムはこの日も変わらず自分のゴルフに集中しているように見えました。
しかし、地元イングランドの期待を一身に背負ったホールはそれ以上に集中していたのでしょう。
13番でバーディーを奪い首位のファトラムに並ぶと15番パー5でともにバーディー。
この辺りから両者に差が出始めます。
ホールは2オンして惜しくもイーグル逃しのバーディーに対してファトラムはこれまで正確無比を誇っていたショットが乱れだし、2オンを逃すもアプローチで寄せてのバーディー。
そして続く16番。
ファトラムはなんとかパーセーブしましたが、ホールは決して簡単ではないパットを沈めて連続バーディー。
ここで逆転するとファトラムの乱れは顕著に。
ショットに加え、これまでことごとく決めていたパットにも乱れが。
17番でホールは惜しくもバーディーを逃すも、ファトラムはショット、パットともにミスが出て痛恨のダブルボギーを喫し勝負あり。

全英オープンのイングランド勢の優勝は2004年以来なかっただけにホールの強い執念が実った大会でした。


日本から出場の比嘉真美子はこの日、1オーバーとスコアを落とすものの海外メジャーで堂々の4位タイ。
ロストバッゲージで前日夜まで自分のクラブが届かないというハプニングに見舞われながらも素晴らしい成績を残し、41年ぶりの日本人海外メジャー制覇とはなりませんでしたが15位タイまでに与えられる翌年の出場権を手にしました。

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