【男子・海外メジャー】強い風とピン位置にアンダーパーはたったの4人 ウッズはスタートからトラブル 全米オープン選手権初日

男子ゴルフ今季メジャー第2戦、全米オープン選手権(ニューヨーク州 シネコックヒルズGC)は14日、開幕し、ダスティン・ジョンソン(アメリカ)ら4人が初日首位に並びましたがトップのスコアが1アンダーでアンダーパーで初日を終えたのはトップの4人のみという全米オープンらしい、そしてシネコックヒルズらしい展開となっています。

タイガー・ウッズ(アメリカ)もスタートホールからその餌食に。
アウトコースからスタートしたウッズはスタートホールの1番、セカンドをグリーン奥にはずします。
これが災難の始まりでした。
実はこの1番。
奥には決して外してはいけない場所なのです。
いろんな選手が言うには奥からは絶対に寄せられない場所とのこと。
グリーン自体が奥から手前に向かって下っており、ラフからのショットではグリーンに直接落としてもクッションを入れても寄せられません。
ウッズが取った手段は高いロブショットで高さで止めるショットでしたがわずかに短く、グリーン下までボールは戻りました。
続く4打目。芝が刈り込まれた位置からはパターで寄せようとするものの、強い芝の逆目に負けてまたボールは戻ってきてしまいました。
そして5打目もパターで強く打つと今度は傾斜もあり大きくカップオーバー。
返しのパットも決められず、スタートホールからまさかのトリプルボギー。
続く2番でもボギーで2ホールで4オーバーとします。
その後、5番のパー5でバーディーを奪いますがこれがこの日唯一のバーディー。
後半は連続ダブルボギーをたたくなどトータル8オーバーの101位タイで初日を終えました。

ただ、優勝候補1番手のジョン・ラーム(スペイン)やジョーダン・スピース(アメリカ)も同じく8オーバーの101位タイ。
ジェイソン・デイ(オーストラリア)は9オーバーの114位タイ。
ローリー・マキロイ(北アイルランド)にいたっては10オーバーの128位タイとなっています。

松山英樹も5オーバーでウッズやマキロイたちよりはいいですが、16番パー5で約1メートルを3パットしてダブルボギーにするなど、グリーンで苦戦しています。

世界の名だたる名選手達がこのスコアになるのですから、いかにこのコースが難しいかを物語っています。

ただ、見てる側としては選手達がどうやってこの難コースを攻略していくのかに注目してみていくと面白いかもしれません。

その他の日本人選手は
星野陸也が9オーバーの114位タイ、小平智が11オーバーの134位タイ、秋吉翔太が12オーバーの143位タイと厳しい結果となっています。


アナタのゴルフの悩みを質問してみてください