【男子・海外メジャー】プロゴルファー世界No.1決定戦! 今季メジャー最終戦 第100回全米プロゴルフ選手権

今季メジャー最終戦、全米ゴルフ選手権(pga championship ミズーリ州 ベルリーブCC パー70)が9日、開幕します。
世界トップのプロゴルファーが鎬を削るこの大会は今大会で100回目。
記念すべき第100回の優勝は果たして誰の手に。。。

7日の火曜日は雷雨に見舞われ各自練習ラウンド等充分に行えなかったせいか、前日の8日は朝から各選手がラウンドしたり、ショットやアプローチの調整に余念がない様子でした。

今年は各人気選手が軒並み調子を上げているように思えます。
復活優勝を目指すタイガー・ウッズ(アメリカ)は全英オープンでも優勝争いをしていたように確実に調子は上がっていますし、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(アメリカ)は先月のカナディアンオープンで優勝し、先週のWGCブリヂストン招待でも怒涛の追い上げを見せました。
元世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)やジェイソン・デイ(オーストラリア)も直近で優勝こそないものの、好調を維持しているようです。
メジャー優勝経験者のジャスティン・ローズ(イングランド)、昨年のこの大会を制したジャスティン・トーマス(アメリカ)の今シーズンの実績は文句なし。

その他にもフィル・ミケルソン(アメリカ)、ブルックス・ケプカ(アメリカ)、フランチェスコ・モリナーリ(イタリア)、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)、初メジャー制覇を狙うリッキー・ファウラー(アメリカ)、トミー・フリートウッド(イングランド)、ジョン・ラーム(スペイン)など、選手の名前をあげればきりがありません。
それだけ、ハイレベルな争いが期待できるということでしょう。

ただ、ここに名前をあげることが出来なかったのが松山英樹とジョーダン・スピース(アメリカ)。
今シーズンの彼らはここ数年と比べると明らかに良い成績とは言えません。
しかし、結果はそうですが各スタッツを見れば決して悪いわけではありません。むしろ良いくらいでしょう。
松山はパターの数字は上がっていますし、スピースはパーオン率で高い数字を残しています。
それら以外の数字も決して悪くはありません。
ですので、もしかするとこの2人の優勝争いが見られるかもしれませんね。


そして、こんな楽しみの多い試合で今年最後のメジャーですので、やっちゃいます。
副編集長代理の勝手に優勝予想。



副編集長代理の全米プロゴルフ選手権パワーランキング

第1位 リッキー・ファウラー(アメリカ)
第2位 ジョン・ラーム(スペイン)
第3位 タイガー・ウッズ(アメリカ)
第4位 ローリー・マキロイ(北アイルランド)
第5位 ダスティン・ジョンソン(アメリカ)
第6位 トミー・フリートウッド(イングランド)
第7位 ジャスティン・トーマス(アメリカ)
第8位 ジェイソン・デイ(オーストラリア)
第9位 アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)
第10位 マーク・リーシュマン(オーストラリア)

大穴 トニー・フィナウ(アメリカ)


今回は期待も込めてリッキー・ファウラーを1番手にしてみました。
今シーズン、優勝こそありませんが(ヒーローワールドチャレンジはツアー外)、好調をキープしています。
そして、今シーズンでのメジャー制覇に軒並みならぬ執念を燃やしています。
そんなファウラーがやってくれるのではないでしょうか。

そして3番手にタイガー・ウッズ。
今シーズンのPGAの盛り上がりは間違いなく彼が復帰したおかげですし、もしかしたら各選手が好調なのは彼の影響かもしれません。
今年開催されるライダーカップ(フランス ル・ゴルフ・ナショナル 9月28日~30日)のメンバーに選ばれる為にも是非ともここでツアー通算80勝目を挙げておきたいでしょう。



今回、ここで松山を入れることができませんでしたがそれでもやはり、日本人初のレギュラーツアーメジャー制覇を期待してしまいます。

日本人のメジャー制覇といえば、今回全米プロが行われるベルリーブCCで5年前の2013年に日本人が快挙を成し遂げています。
2013年に行われた全米プロシニア選手権で井戸木鴻樹が日本人初のメジャー制覇。
レギュラーツアー、シニアツアーを含めて日本人男子で初めて、そして唯一のメジャーチャンピオンに輝いたのです。

井戸木プロ曰く、ベルリーブCCは芝質など日本人向けだとのこと。
松山以外にも小平智、宮里優作、池田勇太、時松隆光、今平周吾の合計6人の日本人選手が出場します。
先日、比嘉真美子が全英リコー女子オープンで優勝争いを演じたように、日本人の優勝争いが見たいですね。

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