【欧州ツアー】ゴルフサイエンティスト デシャンボー、怒りの握手拒否?

欧州ツアーのポルシェ ヨーロピアンオープン(ドイツ グリーンイーグルGC)は29日、最終ラウンドが行われ、リチャード・マケヴォイ(イングランド〉が39歳にして嬉しいツアー初優勝をあげました。

3日目を終えて12アンダーでブライソン・デシャンボー(アメリカ)と並んでトップタイで最終日を最終組でスタートしたマケヴォイはこの日スコアを2つ落としてアマチュアのアレン・ヨン(ドイツ)ら4人とトップタイで並んだ状態で最終18番を迎えます。
同組のデシャンボーが2回の池ポチャで崩れるのを横目に沈められれば優勝が決まる約6メートルのバーディーパットを沈めて悲願の初優勝を決めました。
ウイニングパットを沈めたマケヴォイはキャップを放り投げて喜びを表しますが、その傍らで不機嫌そうな表情をしていたのは自らをゴルフサイエンティストと称するデシャンボー。

マケヴォイとともにトップタイでこの日をスタートさせるも最終18番以外にも15番パー5で2オンを狙ったセカンドショットを池に入れてボギーとするなどスコアを崩し、この日は6オーバーで13位タイで試合を終えました。

優勝を狙える位置に居ながらも自らのショットでスコアを崩し、順位を落としたデシャンボー。
自分に対して怒りがこみ上げるのは最もでしょう。
しかしながら問題となっているのはこの後の振る舞いでした。

プロの世界ではその日のラウンド終了後、同組の選手やキャディーと握手をして称えあうのは当たり前のことです。
しかし、デシャンボーはその行為をあろうことか拒否してしまったのです。
見ようによっては握手しているようにも見えますが通常は相手の目を見てしっかりと握手するものですが、相手のマケヴォイが「えっ?」という表情をするくらいでしたのでよほどのことだったのでしょう。
いくら自分のスコアが悪くても勝者を称えられないのはいただけません。
ゴルフサイエンティストもこの状況での感情は科学できなかったのでしょうか。
SNSでも今回の行為に様々な批判が上がっています。

デシャンボー自身、今回の行為に関してはインスタグラムでマケヴォイに謝罪しなければならないとコメントしています。




デシャンボーはアマチュア時代から輝かしい成績を上げており、今後の活躍も期待されているだけに今回のこの行為は残念でなりませんが、誰にでも間違いはあることなのでこれからのデシャンボーの活躍に期待しましょう。


なお、ポルシェ ヨーロピアンオープンでは片岡大育と谷原秀人が決勝に残っており、片岡が22位タイ、谷原が5位タイとなっています。
谷原は来シーズンのシード獲得にむけて好結果となりました。

アナタのゴルフの悩みを質問してみてください