42年ぶり全英制覇・渋野日向子、笑顔の力での優勝

最終日、単独首位で1番ティに立った渋野日向子は、前日までと同じように穏やかな笑顔でスタンドやロープ際のギャラリーに挨拶をした。そして一礼。それからセットアップ。
ティショットを打ち、フェアウエイ方向へ歩き出し、ロープ際から声援を送ってくれていたギャラリーの方へ視線を左右に動かしながら、小さく手を振り、にっこり微笑み最終日を歩いていった。
世界のメディアも「あんな笑顔を見せた首位は初めて」とびっくりしていた様子
しかしコレが渋野のスタイル
最終18番ホールまで笑顔を絶やさず、ギャラリーにもハイタッチするなど終始リラックスし、気負いしているようにはまったく見えなかった。
一番緊張するであろう18番ホールにおいても、フェアウエイからセカンドショットを打とうとしていた渋野は、そのときでさえ満面の笑みを見せながらキャディと会話しお菓子を食べていた。
「ここでシャンクしたらカッコ悪いな」という話をしていたそうだが、メジャーの優勝争いの大詰めで、勝利を左右する一打を打つ際に、そんな気楽な会話を交わし、笑顔を見せるという姿も、「これまで見たことがありません」と解説者は伝えていた。
 日本人によるメジャー制覇は1977年の樋口久子以来、42年ぶりの快挙だが、笑顔で勝利を手に入れたという意味では、渋野は「日本」という枠を超え、世界の誰もやらなかったこと、誰もやれなかったことをやってのけたと言っていい。
最初から最後まで笑顔見せながらゴルフしていたことで、観客も彼女の笑顔に笑顔にされ、魅了されたといえる。
笑顔で勝利したことが、彼女の勝利の意味を一層深く大きくしてくれた。
久しぶりにスポーツ、しかもゴルフで感動した

渋野が食べていたお菓子(駄菓子)

よっちゃん タラタラスティック 19g×10袋

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