【国内男子ツアー】秋吉翔太が大ブレイク!プロ10年目で初優勝と海外メジャーのチケット2枚を1週間で!

27日に行われたミズノ・オープン最終日、昨年初シードを獲得し、プロ10年目の秋吉翔太が出場選手中、ただ一人アンダーパーで大会を終えツアー初優勝を飾りました。

約1週間前に行われた全米オープンの最終予選の結果で初めてその名を聞いたと言う方も多いのではないでしょか。
しかし、昨年初めてシードを獲得したとはいえ、今まで出場した試合で飛距離を表すドライビングディスタンスは常にトップクラスで日本屈指の飛ばし屋です。
アイアンの精度も決して悪くはありませんが、パターが本人の課題でした。
それが全米オープン最終予選直前に入れ替えたパターがハマったのかたった1週間でこれほどのかわりよう。
いかにパターがゴルフにおいて大事か物語っています。

その秋吉が今回手に入れた全英オープンの出場権。
選手なら1度は出てみたい大会のひとつでしょう。

過去に出場した選手は決勝に残って最終日に最終ホールのグリーンに上がるときに観客からもらえる声援は鳥肌モノだと言っていました。
たとえ優勝争いをしているポジションでなくてもその声援は忘れられないものだと言います。
それほど、日本の大会とは歴史も規模も違うのでしょう。


ただ、いいことばかりではないようです。
現実的なことに目を向けてみると大会出場に要する費用も桁違いのようです。

関東や関西を拠点にしている選手が北海道の大会に出場する場合、移動や宿泊費などで約30万円ほどの経費がかかるようです。
もちろん、プロですから成績を残せば賞金はもらえますが、予選落ちした場合は賞金が1円も出ず完全な赤字となってしまいます。

それが全英オープンの場合、経費が約10倍、300万円ほどかかるようです。
全英オープンなどの場合、ホテルを取る選手もいますが多くは近郊の1軒家を1週間~10日ほど借りるようです。
加えてイギリスまでの航空券。
もちろん、帯同するスタッフ数や宿泊する施設によって変わるでしょうがまさに桁違いの費用です。
全英オープンの場合、予選落ちでも賞金は出ますが数十万円。予選通過しても70位くらいで終了した場合は130万円くらいしか出ません。
大赤字ってことですね。

それでもプロ選手の多くが出場を夢見る全英オープン。
今回は松山英樹をはじめ、宮里優作、小平智、池田勇太、谷原秀人がすでに出場権を持っていて今回新たに3人の日本人が出場権を得ました。
現段階で8人の日本人選手が出場します。

松山のメジャー制覇も期待されますが、そのほかの選手もそれだけの経費をかけて挑戦していると思えば見る側も違った気持ちでの応援となるかもしれませんね。

アナタのゴルフの悩みを質問してみてください