【国内男子ツアー】22歳星野陸也が大会レコードで涙の初優勝!! フジサンケイクラシック

男子ゴルフツアーのフジサンケイクラシックは2日、最終ラウンドが行われ、22歳の新星、星野陸也が初日からのトップを守り抜き、完全優勝を成し遂げました。

いつもひょうひょうと笑顔でプレーしている星野がウイニングパットを決めて傍らで見守っていた両親と抱き合ったとき、あふれ出した涙が印象的でした。
スコアだけを見れば3日目終了時点で2位に5打差をつけており、最終スコアも2位に5打差をつけての大会レコードで余裕をもっての優勝に見えますが過去に優勝争いから崩れた経験もあった為かこみあげるものがあったのでしょう。

最終日のスタートホールにいきなり同組の重永亜斗夢がバーディーを決めた時には「差を詰められた」と意識しまくっていたとの事ですので、まったく優勝を確信してはいなかったようです。

インタビューでたびたび口にしていまいたが運も味方しました。
10番では20ヤードほど残ったアプローチで強く打ってしまい、グリーンをオーバーすると思われましたがピンに当たりそのままカップイン。
13番256ヤードの長いパー3では手前におければいいと3番アイアンで打ったショットがナイスキックでピン方向へ転がりあわやホールインワンというショットに。
勝つためにはそういう運も必要なのかもしれません。

松山英樹がこの大会を制した年齢と同じ22歳で勝利した星野。
夢はアメリカPGAでの活躍とメジャーでの優勝。
そのために肉体改造にも取り組んでいるようです。

今年は全米オープンにも出場して世界のトップを肌で感じることもでき、自分に何が足りないかを実感していることでしょう。
まだ22歳。
これからの星野の活躍に期待しましょう。

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