復帰戦スコア84で涙のミッシェル・ウィ

手首の手術が完治せず4月末ごろから試合から遠ざかっていたミッシェル・ウィがメジャー第3戦KPMG女子PGA選手権で復帰戦を戦った。
しかし大会初日パー3で「7」を叩くなど12オーバー84の下位発進となった。
今年10月、30歳になる元祖天才少女の去就が注目を浴びている。
今回は初日ですでにカットラインから大きく外れてしまった。
インタビューで「このコースでいきなり好スコアをマークするなんて少しでも考えた私がバカでした。とても難しいから。でもこの舞台に立てたことはすごく、すごく幸せでした」
と涙を浮かべながら答えた。
14歳で米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイであわや予選突破(1打足りなかった)の鮮烈な世界デビューを飾った少女は30歳を目前に人生の岐路に立たされている。
本人も追加コメントで「あとどれくらい自分に時間が残されているのかわからないので、たとえ調子が悪くても試合での一瞬一瞬を精一杯楽しみたいと思っています。でもそれはとてもタフなこと」
と驚くような本音が彼女の口から飛び出した。

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