「ふ・ぶ・ぷ」から始まるゴルフ用語

ファー(フォア)
コース内にいる人に危険を呼びかける掛け声。 またショットをまげて隣のコース等に行った際に出す掛け声。 ボールが当たる可能性のある人に対してその危険性を伝えるもの。

フェアウェイ
一番かっこいい場所

フェアウェイ
ティーからグリーンまでの間の芝生が短く刈られたエリアのこと。

フェアウェイウッド
一般的には3番~5番ウッドでティアップせずに、地面から打てるウッドのこと。

フェアウェイバンカー
フェアウェイに作られているバンカー。 フェアウェイを横切るように作られているものはクロスバンカーともいう。

フェース
クラブのボールを打つ面のこと。 クラブフェース。

フェースインサート
パターのフェース面に埋め込まれているプラスティックなどの板のこと。

フェース角
ウッドを地面に置いた時にフェース面が向く角度のこと。 右打ちの場合、ターゲットより左側に向いていればフックフェース、右側に向いていればスライスフェース。 数値には正負の符号が使われ、+1度は1度左を向いているフックフェースとなる。 オープンの場合は-(マイナス)表記。

フェースローテーション
スイング中にシャフトを軸にテークバックで右に回り、フォローで左に回ること。 ゴルフ用語ではテークバックで右に回すことを「開く」といい、フォローで左に回すことを「閉じる」という。

フェデックスカップ
米国男子ツアーのポイントレースのこと。 開幕戦「セーフウェイ・オープン」から8月の「ウィンダム選手権」までのレギュラーシーズンと、プレーオフシリーズに分けられる。 トーナメントでの上位に付与されるポイントでランキングが決定され、レギュラーシーズン最終戦である「ウィンダム選手権」終了時のランキング上位125位までの選手がプレーオフシリーズへ進出できるとともに来シーズンのシード権を獲得できる。 プレーオフシリーズは「ザ・ノーザン・トラスト」「デル・テクノロジーズ選手権」「BMW選手権」「ザ・ツアー選手権」の4試合で、トーナメントを消化するごとに125名から100名、70名と次戦に出場できる選手が減らされていく。 最終戦の「ツアー選手権」は30名の選手で争われ、この最終戦終了時のポイントランキング首位の選手がシーズンチャンピオンの栄冠と1,000万ドルのビッグボーナスを手にする。

フェードボール
右打ちの場合、ボールが落ち際に右に曲がること。ランがあまり出ない。

フォアサム
マッチプレーでは2人対2人で行い、両サイドともそれぞれ1つの球をプレーする。 ストロークプレーでは2人の競技者がパートナーとして1つの球をプレーする競技をいう。

フォアボール
マッチプレーでは2人のうちの良い方のスコア対他の2人のうちの良い方のスコアで競う。 ストロークプレーでは2人の競技者がパートナーとしてそれぞれ自分の球をプレーする。 パートナーのうちの少ないスコアがそのホールのスコアとなる。パートナーのうちの1人がホールアウトしなくても無罰。

フォロー
追い風のこと。 英語ではTail WindやDown Windといわれる。

フォロースルー
スイングのインパクト後からフィニッシュまでのこと。

フォワードプレス
スイング始動時のきっかけとして、グリップや右ヒザをも目標方向に押し込むこと。

吹き上がる
ボールにバックスピンがかかりすぎ、高く上がってしまうこと。

フック
ショットしたボールが左に曲がる軌道のこと。 逆に右に曲がる軌道をスライスという。

プッシュ
進行方向に対して右側にボールを押し出してしまうミスショット。

ブービー
日本では最下位から2番目の人のこと。 本来は競技でビリになった人のことをいう。

ブービーメーカー
和製英語でビリの人のこと。

フライヤー
ラフからのショットなどで、ボールとフェースの間に草が挟まり、バックスピンがかからず想定より飛びすぎてしまうこと。 ヘッドスピードが速い人でないとあまりでない。

ブラインド
打っていく先が見えないこと。

ブラッシー
2番ウッドのこと。

プリファードライ
6インチ・プレースのことで競技であっても雨などでぬかるんだライになった場合に無罰でコース上の球を拾い上げて汚れをふき取り、状態のいい場所においてプレーを再開できる。 ローカルルールとして設けられていることがある。 通常はフェアウェイ上で採用される。 拾い上げたそのボールは競技委員会が定めた範囲の中でホールに近づかずにプレースしなければならない。

フルショット
トップからフィニッシュまで振り切るスイングのこと。

フルセット
バッグに入れることのできる限度である14本のクラブセットのこと。

プレーイング4(前進4打)
ティーショットがOBになった際に、打ち直しの変わりにコース前方にある「特設ティー」より第4打目として打つ、ローカルルールのこと。 スロープレーの懸念から打ち直しを省くため。 ティーアップして打てることが多い。 このローカルルールを放棄して打ち直しする事も可能だがコースによっては禁止されている場合もある。

プレーオフ
決められたホール数で決着がつかない際に行われる延長戦のこと。

プレース
ボールを置くこと。 元の位置におくことはリプレース。

フレックス
シャフトの硬さをあらわす言葉。 柔らかいほうから、R(レギュラー)、S(スティッフ)、X(エキストラスティッフ)などアルファベットで表記される。 基準はメーカーによって違う。

フロントティー
ティーグラウンドのひとつでレギュラーティーよりも前でレディスティーよりも後ろにあることが多い。

フロントナイン
前半の9ホールのこと。後半9ホールはバックナイン。

プレジデンツカップ
ライダーカップと同じく2年に1度開催される、アメリカツアーの代表選手とヨーロッパ、アメリカを除く、世界各国の選手の対抗戦でライダーカップの行われない年に開催される。 ゴルフの国際化に伴い、ヨーロッパ以外の国の出身選手もアメリカ代表と戦える団体戦として考案、開催れるようになり、第1回は1994年に開催された。 アメリカチームの出場選手は過去2年間の獲得ポイント上位10名とキャプテンピックの2名となり、世界選抜チームは直前の世界ランク上位10名(アメリカとヨーロッパを除く)とキャプテンピック2名となる。 基本的にはライダーカップに準じていて2対2のチーム戦、1対1の個人戦によるマッチプレーが行われるがライダーカップと違うのは、現在は4日間開催となっていて 初日、2日目はフォアサムもしくはフォアボールが5試合ずつ(初日がフォアサムであれば2日目がフォアボール)、3日目はフォアサムとフォアボールが4試合ずつ、最終日は個人戦が12試合となる。 大会賞金は出場者には支払われず、出場者の指定する団体等に寄付される。 多くの選手はジュニア育成団体などに寄付している。 また、全英オープンなど大きな大会の出場資格も与えられ、大会に出場することは大変な名誉とされる。