「く・ぐ」から始まるゴルフ用語

クアドループルボギー
「quadruple bogey」 そのホールのパーよりも4打多いスコアのこと。 パー3であれば7打、パー4であれば8打、パー5で9打。 +5を記録した場合は、「クインチュープルボギー」(quintuple bogey)。

クオリファイ
予選を通過すること。

グースネック
クラブのフェースがシャフトの延長戦上より飛球方向に向かって後ろ側にあるネックのこと。 クラブのネックがガチョウの首のように見えることからこう呼ばれる。 「オフセット」ともいう。

クラウン
クラブヘッドの上面部分のこと。

グラスバンカー
長めの芝で覆われた窪地のこと。 ハザードではないため、ソールしてもよい。

クラブ
ボールを打つための道具。 一般的にドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジ、パターなどに分類される。 また、会員で組織されるゴルフ場のことをクラブということもある。

クラブハウス
ロッカーやレストラン、ショップなどがあるゴルフ場の施設のこと。

クラブフェース
クラブの打球面のこと。 単に「フェース」ということも。

クラブヘッド
シャフトの先についているボールを打つ部分のこと。

クラブレングス
クラブの長さのこと。 1クラブレングス(クラブ1本分の長さ)、2クラブレングス(クラブ2本分の長さ)といった使い方をする。 救済措置等でドロップする際の範囲を指定する際に使われる言葉。 無打罰で救済が受けられる場合は1クラブレングス、アンプレアブル等の1ペナルティを付加される場合は2クラブレングス内でドロップする。 ここで言うクラブは特に番手は決められていない為、1番長いドライバーでも構わない。

グランドスラム
4大メジャーすべてに優勝すること(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロ)。 生涯で全ての大会で優勝する事を「キャリアグランドスラム」といい、過去に5人しか達成者がいない。(ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズ) 同一年にすべてのメジャーを優勝することを「年間グランドスラム」といい、未だ達成者はいない。

クリーク
コース内を流れる小川のこと。(Creek) また、5番ウッドのこと。(Cleek)

グリップ
ゴルフクラブを握る部分。 またクラブを握ることや握り方を意味する。 指の使い方などによって様々なグリップがあり、特にパターは色んな選手が様々な工夫を凝らしている。

グリーン
カップがある芝生が短く刈られたエリア。 正式名称は「パッティンググリーン」 グリーンに乗ったボールはマークしてから拾い上げることができ、そのボールを拭くこともできる。

グリーンエッジ
グリーンを囲む部分の境界。 グリーンより芝が長く、ラフよりも芝が短い。「カラー」ともいう。

グリーンが遅い
グリーン上の芝の長さや質によって、ボールがあまり転がらないこと。 「グリーンが重い」とも言う。 スティンプメーターによってその数値が表される。

グリーンが速い
グリーン上の芝の長さや質によって、ボールがよく転がること。 スティンプメーターによってその数値が表される。

グリーンキーパー
グリーンの芝を管理、維持する役割の人のこと。 グリーンの速さをコントロールする。

グリーンジャケット
マスターズで優勝したゴルファーに進呈されるグリーンカラーのジャケット。 オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの会員のみ使用できるが、マスターズ・トーナメント優勝者は名誉会員と同時にこのグリーンジャケットがプレゼントされる。 マスターズ優勝者はジャケットを一旦持ち帰り、次回の大会にクラブに返却して保管されるという。 優勝者は生涯の出場権が得られる。

グリーンフィ
コース使用料のこと。 その他にカートフィ、キャディーフィなどがある。

グリーンフォーク
グリーンにボールが落ちた際にできる、へこみを直すための小さなフォーク。 必ず携帯し自分のボール跡は直すのがマナー。 へこみの周りに中心に向かって斜めに差し中心へ寄せるようにフォークを起こす。 これを4方向から行った後にパター等で平らにならすとよい。 へこみができた後、すぐにこの処理を行うと1日程度で芝の状態も戻るが数時間後に行うと元の状態に戻るのに数日かかる。さらにその日のうちに行わないと1週間以上も元の状態に戻せないことになる。

クロスハンドグリップ
右打ちの場合、右手の下部(パターのヘッド方向)に左手をかぶせるパターの握り方。逆手。 手首をこねることがなくなるため方向性が安定すといわれる。

グロス
18ホールの総打数(スコア)のこと。 ハンディキャップを反映させたスコアのことは「ネット」という。

クローズスタンス
右打ちの場合、左足が前に出て目標に対してやや背を向ける立ち方のこと。

クロスバンカー
フェアウェイにせり出した形状のバンカーのこと。

グローブ
ショットを打つ際に着用する手袋。 右打ちの場合左手につけることが多い。 両手につける人もいる。